社会の最も重要なインフラの一つである「鉄道」を支える交通システム開発。
どんな難題であっても、高い品質と信頼性を実現するために、
経験とスキルの異なるメンバーであっても最高のパフォーマンスを発揮できるチームワークと、
さらに良いソフトウェア開発を追い求めるチャレンジ精神で日々邁進する。
社会の最も重要なインフラの一つである「鉄道」を支える交通システム開発。
どんな難題であっても、高い品質と信頼性を実現するために、
経験とスキルの異なるメンバーであっても最高のパフォーマンスを発揮できるチームワークと、
さらに良いソフトウェア開発を追い求めるチャレンジ精神で日々邁進する。
社会を支える交通インフラの1つで皆さんにも大変身近な乗り物、鉄道。その鉄道も今や様々なコンピュータシステムの支えがなければ、皆さんを乗せて走ることは不可能でしょう。
駅を利用すると、列車の発車時刻や行先などの情報を表示するLED式の案内表示機(発車標)を目にしたり、案内放送を耳にしたことはありませんか?
これらは旅客案内システムと呼ばれ、今や多くの路線や駅で稼動していることは皆さんもご存知のことでしょう。
こういった鉄道に関する交通システム開発に私たちは取り組んでいます。
社会を支えるシステムだからこそ、高い品質と信頼性が求められます。
もちろんたやすく達成できるものではありませんが、チームワークとチャレンジ精神で日々邁進しています。
社会を支える交通インフラの1つで皆さんにも大変身近な乗り物、鉄道。その鉄道も今や様々なコンピュータシステムの支えがなければ、皆さんを乗せて走ることは不可能でしょう。
駅を利用すると、列車の発車時刻や行先などの情報を表示するLED式の案内表示機(発車標)を目にしたり、案内放送を耳にしたことはありませんか?
これらは旅客案内システムと呼ばれ、今や多くの路線や駅で稼動していることは皆さんもご存知のことでしょう。
こういった鉄道に関する交通システム開発に私たちは取り組んでいます。
社会を支えるシステムだからこそ、高い品質と信頼性が求められます。
もちろんたやすく達成できるものではありませんが、チームワークとチャレンジ精神で日々邁進しています。
ある鉄道会社向けの旅客案内システムの開発に参加しました。旅客案内システムとは、計画ダイヤと列車の運行状況から、駅の改札やホームにある列車の発車時刻や行先等を表示している発車標の表示を自動で行い、さらに案内放送も自動で行うというシステムです。
私はこのシステムの端末装置の開発リーダーの役割が与えられました。ここでの端末装置は、GUI(Graphical User Interface)と言ってコンピュータグラフィックとタッチパネル等を用いて直感的に操作が可能な端末から案内状況のモニタ、案内内容の設定を行う装置です。
さて、開発に入り早速問題となったのは、鉄道関係の言葉の意味がわからないことでした。仕様書の中に、鉄道マニアでなければわからないような、業界特有の用語が次々と登場します。インターネット検索でわかる言葉もありましたが、結局はお客様との打合せなどの場で何度もご教示いただくなどして、どうにかこの問題を乗り越えることができました。お客様には煩わしい時間だったと思いますが、丁寧に対応いただいたことに感謝しています。開発の仕事は、こうしてまずお客様と共通言語を持つことから始まります。最初の段階からお客様とのコミュニケーションを良い状態に保たないと、前に進めなくなってしまいます。
次に問題になったことは、GUIを用いる端末に実装する画面と機能の数が非常に多いため、限られた期間の中で完成させるには、チーム全体として極めて効率的な作業計画・手順を組み立てなければいけないことでした。経験とスキルの異なるメンバーに、いかにしてスピードと同時に高品質を実現してもらうかは容易な課題ではありません。正攻法ではありますが、類似画面・機能の系統分け、共通処理・コントロールの作成、各種設計・製作ルールの確立など様々な施策を推進しました。その結果、期限通りに大きな問題もなく開発を無事完了させることができ、駅の改札やホームでの自動で詳細な旅客案内の提供が実現しました。
開発のリーダーには、経験の少ないメンバーが最速かつ高品質の仕事で走り切ってもらうために、可能な限り走りやすいレールを引いてあげることが、最も重要なこととして求められることを身を持って経験しました。
本システムに限りませんが、後になってから「こう作っておけば、もっと早くできたはず」「もっと障害が少なかったはず」「もっと保守性が良かったはず」などと、どうしても考えてしまいます。これからさらに良いソフトウェア開発が実践できるように、過去の反省の積み重ねを糧として、取り組んでいきたいと思います。
入社2年目です。学生時代に情報系を専攻していたこと、もともと出身が神戸で地元志向が強かったことを軸に、就職活動をしていました。就職説明会でお会いした採用担当の方の人柄の良さ、率直さと、事業所の立地の良さに惹かれたことに加え、面接官の皆さんと話しているうちに、ここで長く仕事していきたいと感じたことから、入社を決めました。
1年目は主に、プログラムが仕様を満たしているかどうかのテストと、そのテストを効率よく行うためのプログラムの製作を行いました。はじめはなんとなく、テストという言葉そのものに、単純、地味、退屈、といったネガティブなイメージがありました。
しかし、実際にテストを行っていくにつれて、プログラムの不具合をできるだけ早い段階で発見することによって、より大きな不具合、重大な障害を引き起こすのを未然に防ぐ役割を担っているのがテストなのだ、と考えるようになり、こんなパターンにも対応できるのか?という想像力や、この動きはなにか違和感があるぞ?という注意力をはたらかせながら、テストを設計、実施するようになりました。
鉄道に関する交通システム、と一口に言っても、それこそ旅客案内システムのように日常的に目にするものから、裏ではこんなシステムが動いているのかと驚くようなものまで、様々です。鉄道という社会インフラの性質上、すべてのシステムに高い品質と信頼性が求められており、それらが組み合わさったうえに、鉄道の安全、快適な運行が成り立っています。自分も微力ながら、そこに貢献できているのだ、ということを誇りに思いながら、仕事に取り組んでいます。
また、1つの物事がわかると、新たに3つ4つと知りたいことが出てくる、そんな奥の深さが、技術の世界の面白いところだと感じています。先輩方に早く追い着き、追い越したい、という心構えで、今後も頑張っていきたいと思います。