私たちの生活に身近で、ほとんどの商品・サービスがコンピュータにより提供される銀行業務。
ITへの依存度が高く、小さな間違いが日本の金融システム全体に影響を及ぼすこともありうる。
そんな銀行システムの開発に第一に求められるのは「品質」。一方でコスト削減も欠かせない。
海外企業の協力を増やしながら、日々技術を磨き、品質を高める努力を重ね、社会に貢献する。
私たちの生活に身近で、ほとんどの商品・サービスがコンピュータにより提供される銀行業務。
ITへの依存度が高く、小さな間違いが日本の金融システム全体に影響を及ぼすこともありうる。
そんな銀行システムの開発に第一に求められるのは「品質」。一方でコスト削減も欠かせない。
海外企業の協力を増やしながら、日々技術を磨き、品質を高める努力を重ね、社会に貢献する。
私たちは、事務系システムを中心に、長年に渡りシステム開発に携わって参りました。
銀行業務はほとんどの商品・サービスがコンピュータによって提供されており、ITへの依存度が高いため、銀行システムに第一に求められるのは「品質」です。
例えば、100万円が10万円として処理されてしまったら、どういうことになるでしょうか?
銀行やシステムを開発した会社が信頼を失うだけでなく、日本の金融システム全体が麻痺してしまうと言っても過言ではありません。
そのため、銀行システムに携わるシステムエンジニアやプログラマーは、常に高品質なシステムを構築することが求められ、いかに品質を確保するための設計、テストを行うかが重要になります。金融のシステムは私達の生活に身近であり、欠かせないシステムです。
私たちの生活を便利にするだけでなく、経済の安定化にも繋がります。私たちは日々技術を磨き、品質を高める努力を重ね、金融システムを通し、社会貢献を行っていきたいと考えています。
私たちは、事務系システムを中心に、長年に渡りシステム開発に携わって参りました。
銀行業務はほとんどの商品・サービスがコンピュータによって提供されており、ITへの依存度が高いため、銀行システムに第一に求められるのは「品質」です。
例えば、100万円が10万円として処理されてしまったら、どういうことになるでしょうか?
銀行やシステムを開発した会社が信頼を失うだけでなく、日本の金融システム全体が麻痺してしまうと言っても過言ではありません。
そのため、銀行システムに携わるシステムエンジニアやプログラマーは、常に高品質なシステムを構築することが求められ、いかに品質を確保するための設計、テストを行うかが重要になります。金融のシステムは私達の生活に身近であり、欠かせないシステムです。
私たちの生活を便利にするだけでなく、経済の安定化にも繋がります。私たちは日々技術を磨き、品質を高める努力を重ね、金融システムを通し、社会貢献を行っていきたいと考えています。
ATMの設置形態は年々変化してきており、金融機関の営業店だけではなく、コンビニ、駅、スーパーマーケットなど多種多様な場所に設置されています。それに伴い、24時間利用できるATMも増えていきました。これらのATMを長時間安定して稼働させるには、ATMの稼働状態(故障、停電、ATM内の残金不足など)の監視業務を行う必要があり、それを実現するATM監視システムというものがあります。
ATM監視システムは、前述の監視業務以外にもATMの運用に関する様々な業務を受け持つ大規模なシステムとなっています。
そのATM監視システムについて、OSやデータベースの更新に合わせて、機能改善等システム全体に手を入れることになり、その作業をオフショア開発にて行うことになりました。
オフショア開発とは、情報システムやソフトウェアの開発業務を海外の事業者や海外子会社に委託・発注することです。この時は、プログラム設計からプログラムテストまでを海外の企業に委託しました。
委託先の企業の開発拠点は海外にあるため、日本側と海外企業側との窓口(ブリッジSE)として、開発コーディネータのAさんが一人日本に常駐することになりました。日本側は複数の企業から集められたメンバーでプロジェクトチームを立ち上げ、メーカー担当者がプロジェクトマネージャとなりました。私はプロジェクトメンバーとして、プログラム開発作業を進める上で海外企業側から出てくる質問について調査・回答をする役目を任されました。
元となる稼働中のATM監視システムは全て日本で作っており、仕様書やソースコードを見ただけでは海外の方が理解できないことが多くあります。海外企業側から質問が上がってくると、仕様書やソースコードの調査を行い、調査結果を海外企業側に説明するための資料を作成します。その資料をAさんに説明し、Aさんから海外で作業している方に連絡・説明していただきます。Aさんは、日本語が堪能とは言えませんが、日常会話は不自由することはありません。また、海外で作業している方々も、ある程度の日本語の読み書きは出来るようでした。
オフショア開発に携わるのは初めての経験でしたが、日本語は通じるし、相手の海外企業は過去に日本企業とのオフショア開発の実績のある会社だったため、何とかなるだろうと楽観的に考えていました。しかし、実際に作業を始めてみると、意思疎通がうまくできず、こちらが意図したものとは違う捉え方をされたり、一度回答したものと同じような質問が来たりと、苦労の連続でした。
どうすれば海外で作業している人たちに分かりやすい資料になるか、Aさんと何度も協議し、なるべく簡単な日本語を使い、図や表を多用するようにして、分かりやすく伝える方法を模索し続けました。そんな試行錯誤を重ね、何度も質問と回答を繰り返しているうちに段々と意思疎通が出来るようになり、作業が軌道に乗った頃には海外企業側から「この場合はこうした方が良いのではないか」といった提案も出してもらえるようになったのです。
ソフトウェア開発のコスト削減は企業の必須命題であり、コストの安い海外の企業に協力してもらうことが増えてきています。海外の企業であっても、工夫次第で十分コミュニケーションが取れることを、ATM監視システムの開発プロジェクトで学びました。これからは、この経験を活かし海外の企業に協力してもらうことも選択肢のひとつとして、低コストで高品質なソフトウェア開発を目指したいと思います。
私は専門学校で情報系を専攻していたので、就職先もシステム開発会社を希望して就職活動をしていました。数多くの同じ業種の企業を見て回りましたが、その中で当社を選んだ理由は、私達就活生に対しても対等に向き合い、話をしてくれる社風に惹かれたからです。また、女性の比率が他社に比べて高かった事もあり、女性が働きやすい環境が整っていることも当社を選んだ理由でした。いつか結婚・出産を迎える事になったときに、相談出来る先輩方が多くいらっしゃるというのは、何よりも心強く感じました。
入社後は、1年目から銀行システムのプログラマーとしてシステム開発に携わり、主に銀行の印鑑システムやATMなどを担当しました。最初は初めて聞く金融用語や銀行業務の流れが分からず戸惑いもありましたが、分からない事は進んで質問し、理解を深めて仕事に取り組みました。銀行システムは正確性がとても重要なため、テストは運用パターンを何種類も考え丁寧に行います。1文字・1桁の違いで多大な影響が及ぶため、慎重に確実に確認する事を大切にしました。
システム開発では、プログラミングの他にも、仕様書や手順書など文書を作成する事も多々あります。私は文系科目が不得意だった事もあり、文書にまとめて順を追って説明することが苦手でした。お客様の銀行データセンターで作業する機会があり、その作業手順書を作成した時は、何度も上司や先輩方にレビューして頂き、間違いがないか、何に重点を置いて確認すれば良いかなど、しっかりと教えて頂いたことが、今でも基礎になり役に立っています。
システム導入後、私たちが開発したシステムが実際に使われているのを見た時はとても嬉しく思いました。「あの端末や機器はテストで使った事がある!」と思うと、少し固いイメージのする銀行もとても身近に感じられ、お客様や社会へ貢献出来た事が大きな自信になりました。
入社して数年が経った現在、結婚・出産を経験して職場へ復帰をしています。現在も銀行システムの開発に携わっており、プログラミングだけではなくシステム設計も行うようになりました。これからもこの仕事に携わり、便利で正確なシステムを作っていきたいと思います。